朝、電車を降りると、威勢の良いかけ声が聞こえてきました。法華経寺の参道を神輿が練り歩いています。町内のお稲荷さんの祭礼のようです。確か4年に一度、オリンピックの間の年に行なわれると聞いたことがあります。法被を来た担ぎ手の、「ほいや!ほいや!!」か「せいや!せいや!!」というようなかけ声とともに神輿が上下に躍動します。カメラ、ビデオを構えている人もチラホラ見られます。商店街の前には、水、お茶、そしてお酒などを入れたコップが机の上に並べられています。一升瓶を抱えた人が控えています。でも、まだ朝の9時過ぎです。何となく気勢が上がらないような気もいたします。人をかき分け、診療室に向かいました。
私の子供の頃の田舎では、確か、笛や太鼓のお囃子も一緒だったようです。子供神輿(記憶の中では、それでもかなり大きく立派だった。)が来ると、普段学校で見かけている先輩、同級生、そして後輩などが、神輿を担ぐのはもちろん、神輿のまわりで、太鼓を担ぎ、バチをならし、カネを鳴らし、笛を吹いていて、なんか不思議な感じを覚えたことを思い出します。今はどうなっているんでしょうね?
2014-10-19