13年振りの患者さんが来院されました。矯正治療が終わり、下の前歯の裏側に、固定装置が着いたままでしたので、外して欲しい、とのことでした。何度も来院を促す連絡はしていたのですが、中々足が向かなかったようです。「毎年、年賀状をもらうたびに、『行かなくっちゃ』と思っていたものの、ついつい、そのままになってしまいました。」と言います。仕事で転々として落ち着かなかったけど、最近、また実家にもどったので、思い切って連絡してみた、とのこと。どんな状態になっているやら、こわごわでしたが、それなりに気を使って管理していたようで、足が遠のいていた間に、ムシ歯で他の歯医者さんにお世話になることはなかったようです。また、歯並びも乱れることなく、ビシッと安定した状態を保っていました。とにかくホッとしました。でも、タバコのヤニやら、歯石も着いていたりで、いい機会とばかり、ガリガリと除去して、きれいに磨きました。「いや~、すっきりしました。」と喜んでいましたが、「病院が無くなっていたらどうしよう、と思っていたんですけど、まだ、あって良かった。先生も変わらないですね!」とお愛想をいいます。「奥さんは?」との問いに、「いや~、まだ一人です。」とのこと。確か40歳近いはず。中々のイケメンなのに、もったいない!まあ、これを機会に(!)に、結婚でもしたら、と冗談をいって送り出しました。
2014-04-26