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黒塗り・しっとりカメラ( Leica lll )

黒塗り・しっとりカメラ( Leica lll )  黒塗り・しっとりカメラ( Leica lll )

Leicaは1925年のA型以来、常に機能を追加しては進歩してきた。この lll型は、ll型にスローシャッターを加えたものである。それにより、T、B、1~1/500とのシャッター速度となった。スローシャッタダイヤルはボディ前面にあり、軍艦部にある高速シャッターダイヤルを1/20に合わせてから、スローシャッタースピードを、1~1/20の間で調節する2軸式である。慣れれば操作はそう面倒なことではない。さらにボディ側面にストラップをつけるアイレットがつけられ、携行しやすくなった。焦点調節は、この前のll型以来、自動焦点になった。もっとも、自動焦点といっても今のオートフォーカスとはことなり、焦点調節用の窓からのぞき、レンズのピント調節ノブを回して二重になっている被写体をピタッと重ね合わせればピントが合うという焦点調節法である。ピントが合ったら目を隣のファインダー窓に移動して、被写体の位置を調節しシャッターを押す。私の所有する lll型は、ボディNo.125401の1933~34年製である。購入したlll型には、ボディとセットで販売されたと推測される、No.181198、1933年製の50mm、F3.5のニッケル・エルマーが付いていた。この少し黄色がかったニッケルの色が、またなんとも言えずきれいで愛着がわくのである。しっとりした黒塗りのボディとの相性も抜群である。今から75年も前に作られたものだが、35mmフィルムを装填し、シャッタースピード、絞りを決め、ピントを合わせれば、鮮明な像が得られる。レンズを沈胴状態から引き出し、ちょっと回すとカチッと固定される。空シャッターを押しては、鏡胴部分のニッケルを磨いたりする。自分だけの世界に没頭する時間である。
基本的には、私は、バルナック・ライカには標準レンズか、広角レンズを使用する。たまに、90mmレンズをつけ、クリアーな視野が得られる90mm用外付けファインダーをのぞきながらシャッターを押すのも面白い。いずれにせよ、75年も前のカメラにもかかわらず、手に持っては扱いやすくしっくりと収まり、机上において眺めていると、製造以来の時間の流れと、カメラ自体の風格を感じ、飽きる事がない。
Elmar 90mm、F4をつけて、メッセに出かけた。公園の一画に大きな花時計がある。5月末で、花はあまりなかったが、緑がきれいであった。この公園は、とても広く開放的なため、小さな子供連れが何組も、あるいは保育園からきたのか、沢山の子供がみられる。青空のもとで、大いに元気に走り回る子供達を見てると幸せな気分になる

2009-05-07

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