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二つ目カメラ

 二つ目カメラ   二つ目カメラ

二眼レフカメラとは、ピント合わせをするレンズとフィルム面に像を結ばせるためレンズを別にしたカメラである。普通はピント合わせ用と撮影用のレンズが上下に二つに並んでいる。1928年、ドイツのフランケ&ハイデッケ社から発売された「ローライフレックス」が最初である。6cm×6cmのロールフィルムを使うレフレックスということからのネーミングのようである。その後、日本でも二眼レフブームが起こったが、一眼レフの台頭とともに衰退し、今ではこのローライフレックスの流れをくむ機種が製造販売されているのみである(中国製の安価なモデルもあるだが)。さて、私の所有するボディはナンバーからすると、1952~1953年製のRolleiflex 3.5Aという機種らしい。撮影用レンズはZeiss-opton製Tessar F3.5、75mm、ピント合わせ用は、ちょっと明るいHeidosmat、F2.8がついている。裏蓋をあけて、フィルムの先を2本のローラーの間を通してから巻き取り用にスプールに固定してから蓋をしめ、巻き取り用クランクを回すと自動的に一枚目まで巻き上げられるオートマットという画期的な機構である。子供の頃、兄達が使っていた国産の二眼レフカメラは、裏蓋の赤窓をのぞいて確認しながらノブを回してフィルムを巻き上げる方式であった。このローライフレックスは、シャッターを押して撮影が終わってから、巻き上げクランクを時計回りに半周くらい回してフィルムが巻上げ、その後反時計回りに少し戻すとシャッターがチャージされ、次の撮影の準備ができる。一連の動作は非常に迅速かつ滑らかである。上下レンズの間の左右に配置された絞り、シャッタースピードダイヤルで露出を合わせる。露出計はついていない。ピントグラスを上からのぞきピントを合わせシャッターを押す。この一連の操作感は、今の全自動カメラでは味わえない感触である。
 小江戸佐原は、高校時代3年間通った町である。江戸時代からの蔵や店舗が並ぶ街並は風情がある。また伊能忠敬の出身地でることから、近年、その古さを利用しての町おこしの努力が実り、かなりの観光客が訪れるようである。私もその一人として、家人を案内しながらたびたび出かけるようになった。懐かしい昔の日用雑貨も今は、置物やお土産として人気があるようで、わが女房殿は、店先や奥の蔵を改造した陳列棚を飽きずに物色し、お店のヒトと話し込むのを常とする。ひと段落すると店の2階の座敷でゆっくりとコーヒーをいただくのである。お店も蔵も、そしてこの座敷も江戸時代、あるいは明治時代の建造で100年以上は経過しているとのこと。今風とは違い、床の間、欄間、書院造り風の障子の桟や戸棚などがある部屋は、時代劇ドラマにでてくるようで、時間もゆったりと流れ、妙に落ち着く空間である

2006-06-05

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