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Leica M2 後塗りblack

Leica M2 後塗りblack  Leica M2 後塗りblack

Leica にはL型とM型、そしてR型の三種類がある。L型は、スクリューマウント・ライカで、1925年以来のねじ込み式レンズのライカである。ライカは、これで、高級小型カメラの地位を不動のものにしたが、ファインダーの見にくさ、フィルムの装填にしにくさがネックであった。それを改善した新型ライカが1954年に発売されたM型ライカ、M3である。これはあまりに画期的であったため、世界中のカメラメーカーに衝撃を与え、同様なカメラの製造から撤退したと言われる。日本では、これがきっかけで、一眼レフの可能性にかけて開発をすすめ、それが今の日本のカメラ業界の隆盛につながったとも言われる。逆にライカはその優秀性にあぐらをかいていたため、一眼レフへとの世界の潮流に乗り遅れてしまい、後を追って作られたライカ製一眼レフがR型である。
 M3には、50mm、90mm、135mmと三種類のフレームが内蔵されている。50mmレンズをつけると50mmの枠が単独でファインダー内に表示されるが、90、135mmレンズを装着すると、それぞれの枠が50mmの枠といっしょにファインダー内に浮き上がる。二つの枠が見えて少々煩わしい。35mm以上の広角レンズを使う時は、別にファインダーをつけなければならない。この外付けの単体ファインダーの作りと見えがすばらしいのである。肉眼よりくっきりと見えるのである。価格は、ゆうに国産の中級カメラを買えるほどである。
 望遠系の135mmの代わりに広角の35 mmの枠をファインダーに組み込んだのがこのM2型である。ファインダーは、35mm、50mm、90mmの三種類が組み込まれ、それぞれのレンズを装着したとき、単独の枠がファインダー内に浮かび上がる。M3よりすっきりしている。私は、35mmレンズを使うことが多いので、M2型を使用する機会が多い。私の好みに合うM2型は、他に白ボディと、ラピッド・スプールのM2ムR型を所有している。このブラックボディは、浅草のHカメラ店の店主が黒く塗装をしたいわゆる後ヌリのブラックである。仕上がりに少々難があるが、オリジナルのブラックボディは数が少なく高価なため手が出ない。ボディ番号は1031672、1961年製であるが、オーバーホールもしてあり、作動は完璧、好調である。
 25、6年ぶりに家族と共に訪れた蔵王のお釜は、相変わらず雄大であり神秘的であった。前回は歩き始めたばかりの長男が一緒であった。当然、長男は記憶にないとのことである。

2004-07-20

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